ZERO'S CAR COLUMN

第1回 ホンダNSX


はーい、みなさん。ゴキゲンいかが?
今回からzeroが不定期連載で車に関するコラムを勝手にしかも独断と偏見ありまくりで書く事にしました。

記念すべき第1回目はzeroが中学生の時、車というものに強い興味を持つきっかけになった車、日本のスーパーカー。
HONDA NSXについて。

今から10年以上前の1990年にデビューしました。
1台の車のために専用の工場を建て、性能の高さや日本車ならではの乗りやすさでフェラーリやポルシェを震撼させ、
値段の面でも800万円というスーパーなプライスがつけられてました。
しかもその当時は一瞬ですが約倍のプレミアが付きました。しかし、バブルが弾け全く売れなくなりました。
それでもHONDAはすこしづつマイナーチェンジ(部分改良)して存続させていきました。

8月に施行される排ガス規制でスカイラインGT−Rやスープラ、RX−7は生産中止になりますが、
NSXだけはいち早く対応しています。しかももっと走りを追求したNSX−Rを復活させました。

NSX-Rという車はNSXをサーキット走行用にチューンしたタイプで92年から3年の限定で発売されました。
ねだんは970万円でした。それを今回さらにチューンして5月24日から発売されました。
今回のポイントはエンジンを手作りにしたり、ボンネットとウイングをカーボン製にしたりしてお値段はなんと1200万円。
しかもこの値段で軽量化のためエアコンもステレオもついてません。オプションでそれぞれ30万円。

他のメーカーはスポーツカーを売れなくなったり、規制をクリアするのに多少のコストがかかるからという理由で生産中止にします。
しかし、スポーツカーは確かにミニバン(エスティマ、オデッセイ)や(コンパクトカー(ヴィッツ、フィット)のようにたくさんは売れませんが、
企業のイメージブースターであり、技術的アイデンティティを表現する(新しい技術を搭載しそのあといろんな車種に展開していく)重要な車種だと思います。
多少かたい事書きましたがは採算度外視してでもNSXを造り続けるHONDAの姿勢に共感します。

とまぁ、いろいろ書きましたがどうだったでしょうか?これからちょくちょく書きたいと思います。
みなさんから何か質問や感想、この車について書いて、とか、御意見御要望があったらメールください。
自分の知ってる範囲(たいしたことない知識ですが)で書かせてもらいます。

第2回 ホンダ スポーツシビック(91年式)


はーい、NTです!
このカーコラムを活性化させる為に、特別に寄稿させてもらいます。

今回のお話は、僕が生まれて初めて自分のお金で買った車、91年式シビックE-EG-4(VT-i)についてです。色は黒でした。
ちなみに今乗っている青いシビックは93年以降生産の後期型のスポーツシビックで以前買った黒シビックを知り合いに
事故られてしまい弁償してもらったお金で買ったものです。

当時僕は24歳。車購入の為に貯めた100万円を手に、初めて手にする愛車探しをしておりました。
本当は最初に欲しかったのはアコードワゴンでした。

ホンダのアメリカ工場で生産していた逆輸入車で、当時のワゴンブーム
(他にレガシー、カルディナ、アベニールとかが売れていた。)の先頭に立つ車でした。
2200ccという中途半端な排気量に、アメリカ産まれらしい荒削りなインパネ。
スタイ ル重視の車体の為、セダン程の積載量しかない車でしたが、格好だけは他のどのワゴンよりも抜群に良かったです。
頭金100万を入れても月5万のローンで60回払いをしないと買えない代物でした。
熱気に任せて、千葉のホンダベルノで判を押してしまった後、よくよく考えてやはりお断りしに行った苦い思い出があります。

そしてワゴンを持つ夢を諦め、傷心のまま帰りに立ち寄った中古車屋で見つけたのが、黒いシビックでした。

実はアコードワゴンが第一希望ではあったのですが、シビックも気になる存在ではありました。

5ナンバーでありながら、当時流行の2000ccクラスのスポーツカーに匹敵する加速性能を持ち
(ただしこれはDOHC V-TECを持つSi-Rの話。僕のVT-iとは違います。でも、VT-iでも同クラスの他の車より充分加速性能はよかったです。)
しかも燃費は公表値でリッター18km(実際は10kmそこそこ)。やや丸めの車体だけど、切れ長でスマートなスタイル。
窓面積が大きく、見切りの良いフロント部分。
3ドアハッチバックでありながら後部座席は結構広く、シートをたためばワゴン並みの積載量を持つ事ができました。

サンルーフを開いたままたたずんでいた黒いシビックを見て僕は運命の出会いを感じました。
車両は諸費用込みで130万円。足りない30万円は月3万の12回払いで購入しました。

購入してすぐカーナビを取り付け(費用25万)。当時、カーナビを積んでいる車はそんなにはいなかったので、友人にはかなり自慢できました。
この黒シビックは2年半近く、僕の愛車として働き続けます。
しかし、運命の1999年1月。スキー旅行に行く途中で、このシビックは事故に遭い、廃車となってしまいます。
シビックという車は、低燃費を実現する為か車体重量が非常に軽く設計されています。
ボディ剛性も低く、ぶつけたらすぐにクシャっとへこみます。今ではほぼ標準装備となりつつあるスピン防止のABSやエアバッグも装備されていませんでした。
トンネル内の事故でしたが、ちょっとの衝撃でフロント部分がクシャクシャになってしまいました。
まあ、そのクシャクシャになり易い車体で衝撃を吸収し、僕等の怪我を防いでくれたのですが…。
その後青いシビックを購入しました。このシビックは黒シビックよりも1年後の後期型と呼ばれているもので、
インパネ周り等、細かい所がマイナーチェンジされています。エンジンの調子も前の黒シビックよりも更に調子よくなっていました。
今では、ラウンダーズの用具運搬車として活躍しております…。(^-^;)

しかし、やっぱり思い出に残っているのはあの黒いシビックです。
女の子をデートに誘いに行くときも、ふられた時も、買い物の時も、スキーに行くときも、いつも一緒でした。
僕はあの黒いシビックに乗っていろんな所にドライブに行った思い出を生涯忘れないでしょう…。

第3回 シビックについて(ZERO解説)


みなさん、ごきげんいかが?大反響?ありがとうございます。えっ?反響なし?
まぁ、そんなことにはめげずに第2弾。いってみよー。

今回は、ご要望をいただいたので、ラウンダーズメンバーの車にスポットを当ててみたいと思います。

それではまず、ラウンダーズ最強のキャプテン、自分のフォアストロークの映像にショックを受けつつ新婚早々別居中の我等が代表、NTさん。
みなさん、ご存知のように鮮やかなブルーがまぶしいHONDA シビックです。シビックは1972年に初代がデビューしました。
(初代は世界のどのメーカーも達成出来ないと言われたアメリカのマスキー法(排ガス規制)を初めてクリアした車です。
デビュー以来約40年、ホンダの屋台骨を支える看板車種として活躍してきました。NTさんのは数えて5代目(最新型は7代目)になります。
CIVICとはたしか英語訳で「市民」という意味です。たくさんの人達に乗ってもらいたい。
人々の側で活躍して欲しいという願いが込められていると何かで読んだ気がします。

少しNTシビックについて解説を。
7代目シビックには3種類の代表的なエンジンが設定されておりSIRの性能重視のスポーツタイプ、
燃費重視のエコノミータイプ、その間のバランス重視のいいとこどりタイプ。
NTコラムにあるようにトップグレードはSIRというスポーツカーに匹敵する性能を持ってます。
一昔前はこのSIRかレビン/トレノというのが若者の入門用スポーティカーの定番でした。
エコノミータイプのエンジンを積むグレードはETIと言い、燃費もクラストップレベルで値段も手ごろでしたが
パワーが少々たりないのとハイギヤ―ドなため(自転車でも高いギヤだと発進しにくいでしょ?)そんなに台数は出なかったようです。
そんな二つの性能をバランスよくしたのがNTシビックのVTIです。SIRほどではないですが活発に走れ燃費もかなり良いのが特徴です。
荷室も後席をたたむと広大で後ろのハッチも上下の分割式で荷物が出し入れしやすくなってます。
シートもボディカラーに合わせて青いシートになってます。
これもNTさんが書いてましたが、昔のHONDA車は確かにボディが弱い部分がありその分良いエンジンと相まって燃費が総じて良かったです。
しかし最近のHONDA車はNSXを造ったおかげでボディの強い車が作れるようになりました。
(NSXのボディは10年以上たっても強度の低下が少ないです。)

残念なことに最近のシビックはあまり売れてなく、7代目よりもNTさんの5代目のほうがよく見かけるような気がします。
それだけスタイルや性能のレベルが高かったという良い証明ですね。

次回は誕生日飲み会には欠かせないあのオトコの車について書きたいと思います。
それでは、また。

弟4回 HONDA CR−V


ながらくお待たせしましたが、やっと第4弾ができました。

今回は、ラウンの飲み会には欠かせない盛り上げオトコ、YABUちゃんです。

彼が 乗るのは、ご存知 HONDA CR-V  HONDA が全然クルマが売れずに危機的状況(M社と合併の噂もありました)だっ た平成7年。
有名なミニバン オデッセイ、ステップワゴンと共に売れまくり、 ピンチを乗り切っていきました。
その後も ストリームやフィットなどのHITを 飛ばし今日の過去最高の販売台数を更新する礎になりました。

その HONDA 躍進の立役者CR-Vですが、日本だけでなく北米でも大HITしました 。
日本ではYABUさんのようにACTIVEな若者を中心に売れ、北米では若い女性を中 心に売れたそうです。
(日本では結構大きいサイズなんですが北米だと小さいく らいなんです。)

やはり売れる要因だったのはサーフやパジェロのようにトラックやジープ等を先 祖に持たなかったので無骨さが無く、
HONDAならではの若々しいかっこいいデザ インになったからだと思います。そのデメリットとしてオフロードは得意ではありません。
どっちにしろそういう使い方は殆どしないのでオンロ―ド(ようは待 ち乗りね。)重視になってます。
セールスポイントは広い室内、フラットシートにもできるシート。
荷物もかなり入るし、NTシビック同様、後ろのドアがガラス部分から開くように なっており荷物の出し入れが容易になってます。
あとフロントシート間のテーブルも使いやすいよね?やぶちゃん。

あーそうそう。先日やぶちゃんが「クルマがあんま調子よくないんだー。」とい うのでみんなで観たところ、
オイルが規定値に足らないところかほとんどなく、 もうすぐオーバーヒートするところでした。
オーバーヒートしたら廃車か、なら なくてもエライ出費だよ。わかった?やぶちゃん。
みなさんも1,2年に1回のエンジンオイル交換、雨がキレイに拭けないときはワイパーゴムの交換、
タイヤの溝のチェック等、時間がある時はおこないましょう ね。

今回のまとめ。代表のシビックはHONDAの基礎ともいえるクルマで、やぶちゃん のCR-Vは落ち込んでいたHONDAを盛り上げ、
自分が前乗っていたインテグラtype −RはHONDAのスポーツスピリットを象徴します。
この3台はまるで男性役員のラウンにおける役割そのものではないですか?
代表 がみんなを集め、やぶちゃんはみんなを盛り上げ、自分は・・・みんなのまわり でチョコチョコ走ってる。
こんなオチはどうでしょう?みなさん。